“えっ!?”と思うタイトルだが、決して男女関係の話ではない。
社会生活に於いて、上司と部下、営業担当者とお客様、自分と同僚や友人ナドナド、様々な人間関係があり、次に「上下関係」、「利害関係」、「夫婦関係」ナドに枝分かれする。
人間関係は社会生活を営む以上、避けて通れないものであり、時に悩みや悲しみを生じ、時に喜びや楽しみも生じるもので、厄介でもあり有用でもある。
特に、悩みや悲しみが生じる事を、避けたり減らしたりすることが出来るのであれば誰もがそう願うであろう。
その方法として「三角関係」をオススメしたい。
人間関係は1:1が基本であるので、1:1の関係に於いて生じる先述の事象が、その殆ど多くである。だからこそ、1:1にならない状態を作り出すという事が、それを避けたり減らしたりする事になる。違う言い方をすれば、誰かを“巻き込む”というという事である。
“巻き込む人”は当事者にとって第三者であり、求められる事は「客観的な認識・判断が出来、更に一定程度、当事者双方の立場を把握している人」である。
こう書くと難しく聞こえるが、平たく言うと、上司と部下の場合であれば上司と同格の人か、それ以上の役職の人。営業担当者とお客様の場合であれば、お客様を紹介してくれた人。自分と同僚の場合であれば、双方が慕う同僚となる。
こういった第三者の存在を否定的に「そんな人いる?」と考えるのであれば、1:1の関係を悩み続けるほかない。人間関係の悩みが生じたときに慌てて対処しようとしても即効薬などないという事を肝に銘じておき、だからこそ、常日頃から“巻き込む”第三者を探すことを意識して欲しい。
この三角関係は何もネガティブな場合に限った方法ではない、相手を褒めたり、喜ばせたりするポジティブな場合でも有効である。