リーダーは「判断する」という事が重要な役割の一つとなる。
判断を下す際、自分自身の目で耳で肌で実態把握した上で判断しているだろうか?
報告してきたメンバーの言葉や文書を鵜呑みにして判断していないだろうか?
自分の主観や思い込み、浅く薄い情報で判断していないだろうか?
更に、周囲に「意見を聞く」ことはしているだろうか?
陥ってはいけないのは、リーダーだから!と自負する余り、「判断する」という事に集中してしまい、客観性や冷静さ、更には大局観が見失われること。
判断に伴って何らかの犠牲や弊害は必然的に生じる。その犠牲や弊害に気を取られていては正しい判断が出来なくなる。
「判断する」という事は結果が出た時に「後悔しない」という事、判断に際しては、後に後悔しない為の万策を自ら尽くすという事。
「判断する」という事は白黒ハッキリさせる、という事。それが出来ない、恐れるのであればリーダーの役割は担えない。自ら降りるべきである。
判断した後は、如何なる結果が出ようとも、自らの責任と全力で受け止める覚悟を持つ。いい結果が出ればメンバーの手柄とし、悪い結果が出れば自らの責任とする。それが真のリーダー。もし、少しでも言い訳するのであれば自ら降りるべきである。
「判断する」という事はとても難しい。「判断する」には様々な能力・情報が求められる。だからこそ、リーダーの重要な役割なのである。
あなたは様々な能力・情報を備えていますか?