話している事は勉強した事

話している事=アウトプット、勉強した事=インプットと置き換え、これらの関係性を説明すると、インプットする事無しにアウトプットは出来ない。逆に言うと、アウトプットできるのはインプットした事だけ、となる。

因みに、「事件は現場で起こっている」や「習うより慣れろ」が示す通り、“優先”すべきは「アウトプット」。

伝えたいことは、プレーヤーからリーダーとなったなら、それまでにインプットしたことだけでは通用しないので、リーダーとしてのインプットを積極的に行って欲しいという事。

陥りやすいのは、プレーヤーとして一定成果を出したからこそ、リーダーに抜擢されたであろうが、プレーヤー当時のインプットとアウトプットに慢心してしまいがち、という事。

実務やリーダーとしての職務に励む日々に於いて、そのこと自体がインプットと誤解している人も多い。

その結果、実務に於いてはこれまでのインプットを以てアウトプットするので対処や解決が出来るものの、リーダーとしての職務は失敗や対処・解決方法が不明な状態に陥っているにも関わらず、メンツを重視してしまい、最もらしい言動で事を凌ごうとしてはいないだろうか?

平たく言うと、「昔取った杵柄を捏ね繰り回してリーダーをしていないか?」という事。

学生が授業に出席していてもテストで誰でが100点取れないのと同じ。日々の仕事をしているからと言って、リーダーとしての勉強が着実に身についている訳ではない。

アウトプット出来る事はインプットした事。話せる事は勉強した事。

今、あなたが話している事は昨日・先週・先月・去年と比べて、進化変化成長した内容になっていますか?それとも、大して変わりありませんか?

後者なら、インプットが足りませんよ。

 



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