「床に落ちているゴミに気付く」
「お客様の要望に気付く」
「相手が言わんとすることを気付く」
「自分の間違いに気付く」
「場の空気に気付く」
“仕事が出来る人”、“サービス精神が旺盛な人”、“頭がいい人”等と形容される人の共通項の一つとして、「気付く」という能力が長けていると思う。
よく質問される事の一つがこれで、「どうやったら気付けるようになりますか?」
それに対する私の回答は、「“気付く”という能力は先天性なので無理です」
そうすると、「えっ!?」
多くの事に気付ける人にとっては当たり前に自分が出来る事なので、出来ない人を不思議に思う。無理もない。
しかし、この“気付く”をトレーニングするには四六時中強く“気付くべきことを意識し続ける”という事が必要となる。
こんな事、実現可能と思われるでしょうか?
厳密に言うと、無意識の上で“気付く”という事が先天性の能力。
だから、どうしようもない。
性格の違いと同様の理解をし、相手に自分同様の“気付き”を求めることなく、相手と接し動かしていく他ない。